愚行録のNoriのレビュー・感想・評価

鑑賞して胸糞悪くなる、その一点では評価できる作品なのだと思う。

ねたみ、うらやみ、にくしみ。誰もが抱いたことのある感情を、フィクションとして描こうという姿勢も嫌いではない。

ただ、なんか一本調子、起伏のないまま終わってしまった感が否めない。
オチもさほど驚きがなく、妻夫木聡の飲食店での某シーンは、リアリティ欠き過ぎ。

いまひとつノレなかった。