観た後しばらくもやもやとして、上手く消化できず感想を言葉に出来ずにいました
じっとりと張り付くような不穏な空気がずっと漂っている、そんな暗く、重いストーリなのだけど全然嫌じゃなくむしろ好きでした。冒頭のバスのシーン、とても印象深く残っています。
他者によって語られる被害者像が男女によって180度違うところが面白かった。
そしてラスト、満島ひかりの独白のシーンは震えました。
小さな子供が母親に一つずつ丁寧にきょうの出来事を話すような、邪気のない狂気。
エスカレーター式の学校に存在するカーストの闇は深いなあ…と。リアルでは実際どこまでいくのか、程度は分からないけど、リアルだった。
エンドタイトルが出るタイミング、出方が素晴らしかったです。背筋が凍りました。