わあい!!嫌な映画だ!!!!
ちなみに原作既読。なのでオチは知ってる。最高に下衆い素晴らしいオープニングから、登場人物どいつもこいつも手前のことしか考えてない自分勝手さが縦横無尽に入り乱れて観客を圧倒。それらひとつひとつが針のように感覚器官に刺さって心地よい不快感を味わえる。ただ結末を知ってる身としては、ちょっと前半から闇を漂わせすぎ(後半の展開を予想させすぎ)かな。芸能界を追放されてしまった小出恵介の、今となっては素としか思えないゲス演技が神がかっているので、誰か彼に助演男優賞をあげてください。