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彼らが本気で編むときは、のShoのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
4.0
キレイ過ぎる。
生田斗真のトランスジェンダー役は反則。 ✋🏻💘
世の女性でボクと同じことを思った人もいたはず。
画面に出てきた瞬間に改めて思いました。

邦画界のLGBTを扱った名作と聞いて鑑賞しましたが、評判通りでした。

ボクが特に好きだったところは、生田斗真演じるリンコと、その恋人である桐谷健太演じるマキオの優しさ。
2人の元へ転がり込んでくるもう1人の主人公、小学生のトモへの温かな眼差し。

愛情深い夫婦(まだ違いますが)だなぁと、こちらまで優しい気持ちになりました。

母親は料理上手。
父親はユーモアもある。

まさにこれは理想の家族です。

田中美佐子演じる母親のリンコに対する愛情エピソードもほっこり。
リンコの愛情深さの背景がわかります。
歯に衣着せぬ発言が私のお義母さん(妻の母)みたいで親近感沸きましたし(*Ü*)

もちろんこの類の作品なので、理解のない大人たち 同級生たち 心ない発言等、出てきます。
※小池栄子、相変わらずお金持ちの押し付けババァの役がよく似合います笑

それでも決して暗くなりすぎない作品に感じるのは、怒鳴りつけるシーンや目を背けたくなるシーンがなく(基本的には)、前を向くシーンが多いからなのかも知れません。

ラストは観ている全員が「こうあって欲しい」と思ったはずですが…(っ´;ω;`с )

余談ですが、取り除いた人の男根事情初めて知りました笑
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