彼らが本気で編むときは、のちーちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

試写会にて。

世の中にはどんなに頑張ってもどうしようもない事がある。
それに静かに向き合っている人達のお話だと思いました。

「あんたのママは時々間違える」
トモのこの全否定しない言い方が、とても印象に残りました。
親も、普段大人だと思っている周りの大人も、子供もみんな1人の人間だという事に改めて気づかされました。
親子って結局凄く依存し合ってて、、、どうしても何されても嫌いになれなくて許してしまう所とか凄く共感しました。

そしてトランスジェンダーという繊細なテーマでした。世間は本当にここまで冷たいのでしょうか。やるせない気持ちでいっぱいになりました。

「普通って何？-普通は普通よ。異常じゃないってこと。」
普段よく使うこの言葉がこんなに重く感じた事はなかったです。普通の振り幅ってどこまでも広いですよね。

というか本当に生田さんが違和感無いくらいに綺麗すぎて、、脚とか美しすぎ、、

子役の子も他の役者さんも素晴らしい演技でした
音楽も作品とマッチしてて満足です。