この作品の概略はある程度前情報を得ていて興味を抱いていました。今回WOWOWで放映された事を機会に鑑賞しました。
シングルマザーの母親に見捨てられた少女は叔父に引き取られて生活を始める。しかし、その叔父にはトランスジェンダーの女性と同居していた。
周囲の特異な視線に耐えながら三人の同居が始まるが次第に少女はその女性に母親からは得られない温かさを感じるように・・・・
生田斗真クンのトランスジェンダーを演じる姿と桐谷健太クンの台詞の棒読み感が奇妙にマッチして快い温かさを感じました。
トランスジェンダーや引きこもり生活など“普通じゃない”人生への偏見が多く見受けられる社会ですが明るく描くシーンを多用し、一石を投じる作品として歓迎したいと思います。
108の煩悩に対し少女が“それは税込みなんだ”には笑いました。