このレビューはネタバレを含みます
一言で言うと「心が温かくなる映画」に尽きます。変わった家族の形だけど、どこの家庭よりも愛が溢れてた😌
主人公のともちゃんは生活に難アリの母親がいるせいか、同級生よりも随分大人びてる女の子。
最初は反応が薄かったり、リンコさんを少し避けてる部分もあったりしたけど、リンコさんやおじさんの優しさに触れてくうちに笑顔が増えてくけど、その笑顔が可愛い!!
だんだんわがままも言えるようになったりして、ほんとに3人の心が通いあってる姿は涙もん😭✨
リンコさんも周りから変な目で見られたりして絶対辛いはずなのに、いつも笑顔で振舞ってて、周りにも優しくて、誰よりも女性らしい。生田くんがもう女性にしか見えない、、、。
おじさんが惚れちゃうのもわかる!
でもそんなリンコさんを支えたお母さんも凄くかっこいい。
普通自分の息子が心は女の子だとしたら、動揺したり酷かったりすると認めなかったりするけど、リンコさんママはそんなリンコさんを常に優しく受け止めてる姿は強い母親の姿そのもの。
(再婚した?)旦那さんがあまり親子の会話に突っ込まず、優しく見守ってるのも良かった〜。てかイケメン✨
病院で男性病棟に移されるのとか、おじさんだけでなく私まで病院側に文句言いたくなるけど、現実には起こってる事なんだよね。
女性病棟に移してあげたいけど、そうすると他の患者が嫌がるだろうし、かといって新たな分け方をするのも差別的だし、、、。
そんな社会的な問題まで含まれてて私たちまで考えさせられる映画でした。
今そんな性同一性障がいの方達を差別的な姿で見てる人に見せてあげたい映画。
小学校の道徳で取り上げるのに相応しいんじゃないかな。