【桜が咲いてから、散るまでの間。。】
11歳の「トモ」は叔父の「マキオ」、その彼女の「リンコ」と一緒に過ごした。
ーーートモの母親が行方不明になったから。。。
性同一性のリンコ。
彼。。。いや、彼女を受け入れがたい周りの反応。
ーーーしかし、彼女には、過去に理不尽な扱いを受けた者にしか得ない幅広い「理解」と大きな「包容」を持ち合わせていた。
ーーーリンコに触れたトモの心は揺れ動く。
マキオは呟いた。
「親子でも、人と人なんだね。
どうしても、気が合わない関係もあるんだよ。
。。。でも、嫌いって事とは意味が違うと思う。」
母親が用意したコンビニおにぎりに体が受け付けなかったトモ。。。
ーーーこの春が終わっても、君の幸せを二人は願っているよ。。。トモ。
荻上直子監督。
【かもめ食堂】【めがね】の流れで観賞しました。
彼女の作品には旨そうな「手料理」が登場するね。
それは、やはり、「手料理」というものが「家庭」「友達」「仲間」との
【絆】を深く象徴しているんですね。
主演の生田斗真と同じ男ですが、
心に刻んでおきます。m(__)m