彼らが本気で編むときは、の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「彼らが本気で編むときは、」に投稿された感想・評価

トモがリンコやマキオたちと生活していくことで、ゆっくり変わってく様子がとてもよかった。生きてくことを丁寧に描いていた気がします。
というか、終始涙とまんないです。
チョコレートドーナッツと同じような感じかな?と思ってたけど、少し違うかな。
リンコさんが、人間的にも素晴らしくて、正に女性だった。
子供が、リンコさんと関わっていく中で心境が変化していくのも見られて良かった。
訴えとか問題がすごい大きな問題やけど、愛情たっぷりやし、最後笑いでしめるのいいな〜

あと、子供は育ててもらう大人でだいぶ性格変わるんやろな、
ユッコ

ユッコの感想・評価

4.6
生田斗真さんが そんじょそこらの女性よりも女性らしかった 演技力すごい

トランスジェンダーだけでなく、いろいろと考えさせられた
彩夏

彩夏の感想・評価

5.0
近年LGBTを尊重しつつある世間の動きに関心を持っていたので、本作の内容に惹かれ鑑賞してみることにした。

本作は育児放棄状態だったトモが叔父のマキオの家で生活することになりマキオが同棲している性同一性障害のリンコと3人で生活する中で築かれる絆や、LGBTを抱えたひとやその周囲にいる人に対しての世間からの視線や対応に感じる生きづらさを描いた作品で、トモ、リンコ、マキオの関係はどんどん深い絆になっていくことを感じさせるのに、ちょっとした刺激があるとすぐに壊れてしまいそうな繊細なものにも感じさせるものがあり儚く切ない作品だと思った。

世間の目を気にせずに自由に生きることの難しさを痛感しながら、本人の辛さはもちろんのこと身内にもまた別の角度の辛さがあるということをこの映画を通して改めて実感した。

自分らしく自由に生きている姿で人に好いてもらえることは本当に奇跡であり、ありがたいことなんだと思う反面、常識は時としてそれに当てはまらないものを炙り出し、身動きの取れない状態まで追い詰めてしまう怖いものなのだと思った。

性別より人を人として愛するという考えが社会に浸透すれば、もっともっと柔軟で優しく世界はなれるんじゃないかと強く感じた。
やす子

やす子の感想・評価

3.8
公開時から気になっており、レンタルになったし、どんなもんじゃいと。
トモちゃんが、りんこさんと関わっていく中で、どんどん考え方が変わっていく感じがなんともいえない。子役ってすごい。
わたしは、最初の方の、中学生のりんこさんが、お母さんにおっぱいがほしいと言っているシーンで、もうびっくりするくらい涙が出たのであった。
星火

星火の感想・評価

3.2
何も変わらない、ただそうであるっていう映画。

それぞれがそれぞれの優先順位を持っていて、パートナーとか子供とか、自分で決めていいことなんだけど、関係性によっては優先順位を上げなきゃいけない責任も伴ってくる。子供を育てることを「母」的なものに押し付けて、責任を愛情任せにするのは危ういし、それでいいのかなあってモヤモヤするなどした。父親は不在。

育てたい人が育てたらいいのが、育てなきゃいけない人が育てたらいいのか、子どもの選択に委ねるのか、、、?

「罪深い」と言われた少年に、母親は「時々間違える」と言った少女の言葉は、とても強いし優しいなあと思った。二人の関係性についての伏線回収されなかったなあ。
うーむ。色んな人が出てくる作品。📹
…雑な感想だな笑😅共通点はみんな弱い人。🐜人のこと弱いとか言うとあれだけど、どこか頼りない、そんな人たち。👨‍👨‍👧

自分の道を進むってのは大変だ。🛣登場人物は皆強そうに見えて、どこか脆い。🧀だけど、それも実は誰もが持つ共通点だと思った。👾

本作を一言で言うなれば母性とでもいうか、父性とでも言うか…。🤲誰かを大切にするってのは正解は無いのだけど、それが複雑に絡まるとよく分からない結果になる、そんなラストだった。🤖
inuko

inukoの感想・評価

3.9
MtoFのトランスジェンダーのリンコさんと、書店男子のマキオと、マキオの姪っ子トモの、一夏の三人暮らし。他人暮らしの三人が、徐々に家族になっていく感じに心温まる。生田斗真くんが本当に可憐で溜め息が出る。桐谷健太のナイーブな感じも良かった。最終的に母親のヒロミを孤独にしないトモの結論が健気で哀しい。みんな一緒に暮らせたらいいのにー。
m

mの感想・評価

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難しいのはトランスジェンダーのリンコさんに分かりやすい『母性』をかなりガッツリと背負わせている事で、その『女性的』=『母性』という分かりやす過ぎる構図と『母性』の類型的な描写に果たしてこれで良いのかと思い悩んでしまう。
編み物をして怒りを抑えるというのも、悪い意味で日本人的と言うか。

ネグレクトの問題も正直どう考えてもそんなに簡単に解決する事ではないだろうと思ってしまう。母親を演じるミムラが如何にもというやさぐれ方をしていなかったのが良かったけれど、この問題を簡単に片付け過ぎてしまった。

トモのゲイの同級生の自殺未遂をかなりさらっと描いているのも気にかかる。



とは言え荻上組はこの映画をかなり誠実に、丁寧に作ろうとしている。リンコさんの胸をトモが触るという描写に中野量太的気持ち悪さが無いのは、荻上直子監督のエゴの薄さと演出手腕に依るものだ。落ち着いたトーンと食事へのこだわりと、登場人物達の心の傷の撫でるような描き方には「かもめ食堂」に通じる荻上監督の良さがあった。映画としては想像していたよりも遥かに良かったと思う。

リンコさんに日本人がやりがちな『オネエキャラ』を押し付けなかったというだけで好感が持てる。

生田斗真(その所作と発声の完璧なしなやかさよ)と桐谷健太の抑えた演技にはこの題材を扱う時にあるべき繊細さがあって良かったし、柿原りんかも子役らしからぬ抑制と存在感があってまた良かった。


色々思う所はあるとはいえここから日本の映画・ドラマ業界が進歩して行けば良いなと思ったけれど、最近の「俺スカ」とかを観るとやはりそう上手くはいかないとも思う。