La Dernière Leçon。
原作小説『最期の教え』の映画化作品で尊厳死を題材にしたヒューマンドラマ。
言葉通り、尊厳としての死を選択する人が目の前に現れた時…自分はどうするのか?
何を言葉にしていいのか…迷う。
今の私の胸中を、正直に言葉にすれば…
そんなのダメ!ぜったい!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
って、私のエゴを押し付けるんだと思う。
考えが浅いとか、何を言われたって…
イヤなものはイヤ!生きててよ!って思う。
でも、いざ自分の番になったら…
私は…どうするんだろう。
作品の中でも、それは三者三様。
誰が正解とは、断言できない。
人は時間に甘える。
でも、私は思う…時間は優しくない。
急に人を突き放す気分屋だって。
そして、ツケを払わされる。
取り返しのつく事なら、笑えばいい。
自分はバカだって笑って済ませばいい。
できれば、その方がいい。
でも、そうじゃない事もある。
作中、マドレーヌとディアーヌのやり取りを観ていて…羨ましくも思った。
どうしたって悔いは残る。
その前に、やれるだけやる。
時間があるなんて幻想だから、
やらなきゃって事をやる。
その姿が羨ましかった。
選んだからこそ、得られた眩さがあった。
それでも時間に甘えてる自分がいる。
まだ大丈夫って、甘えてたいんだ。
それでまた…ツケを払わされるんだろう。
どんな一瞬も一度きりって、理解してるくせに…
また忘れて過ごしてしまう。
長く生きてたら…考え方も変わるのかな?
これから多くの高齢者が直面するだろう終末ケア。その中でこんな社会問題も浮上するかもしれませんね…
まだ遺される側の考えしか頭に浮かばないし…
駄々っ子みたいな気持ちになる。
いつまでも子供だな…私の頭の中は。