タマル

ROAD TO HiGH&LOWのタマルのレビュー・感想・評価

ROAD TO HiGH&LOW(2016年製作の映画)
3.6
えっ!? ゼミの飲み会って何!?
ゼミで飲み会なんてやんねぇだろ??
あれ? まさか……はぶられてたのか……?

以下、レビュー。

今までの私のベストガイ・オブ・ザ・イヤーは『はじめの一歩』の千堂武系に流れることが多かったのですが、今年は宮田一郎系に風が吹いているようです。
いや、マジでスモーキーがカッコかったっす、マジで。
基本的にハイローはデカイ体した奴らをほっそい体のやつが仕切っているという夢のような(厨二めいた)世界なので、より細く、更には病弱とかいう儚さ表現の最高峰を持っているスモーキーはハイロー理論上最強チートキャラ(に見えるよう)になっているのですが、窪田正孝が見事にハマっていました。ちゃんと強そうだし、ちゃんと儚い感じになっていて素晴らしい限りです。
顎かすめて脳を揺らす闘い方しそうだよな、スモーキー。

あと、全体で一番感動したのは、ちゃんとアクションシーンがチームカラーを表してる所。やっぱりアクションが何かを語り出したらサイッコーにカッコいい映画に見えるんだよなぁ。
例えば、RUDE BOYS は無名街という貧民街のチームで体格がそんなに良くないからその身軽さを活かしたファイトスタイルになってたりとか。 身軽すぎてバク転とかしてたけど、そんなに馬鹿っぽく見えないのがハイローマジック(笑)

これをテレビで毎週やってたってのは、本気で凄いなぁと感心します。ストーリーは全く頭に入ってこないけど。
けっこうオススメです!
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