エイデン

ラプチャー 破裂のエイデンのレビュー・感想・評価

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)
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クモ恐怖症のレネーは、息子のエヴァンを育てるシングルマザー
平凡に見えるその暮らしは、何者かによって密かに監視されていた
そんなことはつゆ知らず、週末を迎えたレネーは離婚した夫にエヴァンを預け、友人とスカイダイビングに行く約束をしていた
夫とは今でも折り合いが悪く、この日も癇癪持ちに育ったエヴァンの教育について文句を言われ気分を害すレネーだったが、友人と合流するためその場を後にする
しばらく車で走っていると、後続にいたレネーを監視している謎の男女が装置のスイッチを入れ、レネーの車はタイヤがパンクしてしまう
路肩に車を停め困っていたレネーに、キャンピングカーの男が手を貸してくれるが、その男も監視者の1人だった
男は辺りに人がいないことを確認すると、突然レネーを捕らえキャンピングカーに押し込む
混乱するレネーをテープで縛ると、そのまま連れ去られてしまうのだった
レネーはどこかの施設へと連れ込まれ、担架に両手足と首を拘束される
拘束された人はレネーだけではないようで、同じように拘束され衰弱した男性は「“G10-12X”を忘れるな」とレネーに助言する
通された部屋は厳重な電子ロックの扉で閉ざされ、謎の集団がつけている腕輪でのみ解錠ができる仕組みになっていた
一体何のためにここに連れて来られたのか?
彼らは何者なのか?
レネーは偶然ポケットに入れていたカッターナイフで脱出を試みるが・・・




実力派ノオミ・ラパス主演のサイコ・スリラー

謎の集団に拉致され、何かよくわからんこと言われながら、何かよくわからんことをされるという否が応でも先が気になるストーリーで魅せる
全体的によくわからないけど、とにかく展開が予測不能なのでスッキリ観られる

そしてやっぱり凄いのは、ノオミ・ラパスの狂気的な演技
スクリーム・クイーンの真髄を観た

トレイラーにもあるように、その人が嫌なものを延々と与える拷問じみたシーンが良い
それも拘束シーンやら、淡いピンクの色彩でどこかエロティックな雰囲気もあるので、主人公みたいなアラクノフォビアの人には地獄だけど、アラクノフィリアの人はもうエロ動画も同然のシーンがあるのでオススメです
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