こたつreboot

ドラゴン・タトゥーの女のこたつrebootのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.2
幾つもの細胞が重なり合ってひとつの物語を紡ぎだしている作品。

本作品は海外の推理小説の匂いが漂っている一品でございます。しかも、かなり原文に忠実であろうとしたかんじ。なので、一つ一つのシーンは丁寧に撮られております。
しかしながら、それらを読み解くのは観客次第。
特に物語前半…二人の主人公が出会うまでは、場面転換が頻繁にあるため、かなり集中している必要があります。
パソコンを買い替えるだけのエピソードだけでも5回くらいの場面転換が存在します。なので、初見ではなかなか流れを読みづらいのではないでしょうか。
正直、この感想を書くために僕は二回目を視聴したのですが、それは一回目が寝てしまったから。まあ、僕に集中力がないだけなのかもしれませんが。

あと、全般的に素材を詰め込んでいる割にエピソードひとつひとつはあっさりとしています。
40年前に消えた少女を捜す、というのが物語の核となるのですが、解決に至るまでに劇的な発見があるわけじゃなく、寝起きに思いついたことを試したら見つかっちゃった!みたいな気軽な雰囲気でして。犯人すらも問い詰める前に告白してくれるし。
んー。カタルシスが足りませんのう。僕はミステリにカタルシスを求める派なので、「えー」とか「おー」とか言いたいのです。うー。

原作は三部作とのことなので、続編も作られるのでしょうか。次回こそは是非ともミステリ度を高めて戴きたいと思います。ということで、続編に期待。