モミジ

ドラゴン・タトゥーの女のモミジのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.0
あることから活動困難に陥った記者の元に、「一族の謎を明かしてほしい」と語る老人が現れる
謎とは40年前に起こった、老人の姪である少女の失踪事件。老人はそれを「殺人」と言った
記者はその事件を調べていく中で、誰も知らない一族の闇に触れていく…


フィンチャー作品だけあってやっぱりストーリーが面白い、複雑そうと思っていたけどすんなりと頭に入っていくから流石です
かなりミステリー色濃い目の映画で、本筋から脱線しないのも特徴の一つ。謎を0から解明する話だから聞き込み調査や解析などコツコツ作業がめっちゃ多かった。主人公の知識=観客の知識で観れるから頭に入ってきやすいんだろうなぁ
あと一族多っ!キャラクター覚えるのが割とハードでした。吹き替えなら声で特徴つかめて多少楽になるかも

そしてストーリーも勿論だけど、この映画を観た人全員が一番印象に残っているのは主人公の助手、リスベットでしょう
ビジュアル的にもキャラ的にもかなりのインパクトがあって超個性的。タイトルになるだけある。あとかわいい
主人公に対して最初はそっけないけど、後半辺りからはめっちゃ献身的になってものすごい健気なのも心打ってきます
この主人公二人の関係を一作で終わらせるのは本当に惜しい、ちゃんとした続編待ってます
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