サンチャイルド

ドラゴン・タトゥーの女のサンチャイルドのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.3
ザ・橫溝正史ワールド・オン・スウェーデンって感じで、日本的なサスペンスを堪能。(聖書の部分は、こっちでは祟り・因習やな)
橫溝ワールドに不可欠な「名家一族」「身体的特徴あるキャラ」「おどろおどろしい性」等が、これにも描かれており、そのあまりの類似性にビックリとワクワク感が。
ダニエル・クレイグも強いのか弱いのか、頼るには心許ないような、ハードボイルドの主人公には不似合いな難しいキャラを、こちら側に愛着が持てる範囲にまで、よく演じており、007との違いの意外感を楽しめる。