事前に知っていたのはリスベット役のルーニー・マーラが役作りで鼻、唇、眉、乳首に実際にピアスを空けて映画に挑んだという情報だけで観てみましたが、とてもよかった。上質のミステリーがちょうど観たかったところなので満足でした、R15指定というかあのモザイク処理ちょっと雑じゃないですかね?下半身すべて覆う大きさのモザイクって…
前半だけ観るとミカエルが主人公に思えるけど映画の主人公はやはりリスベット。ピアスの穴を空けるだけでなくまさに体当たりの身体をはった演技。身体にできたアザは本物だとかなんとか…。
ホントかどうかわからないけどルーニー・マーラが裸になって撮影に挑んだということでふとっちょのあの先生も役者魂で対抗して裸で撮影すると言ったら監督はじめスタッフが誰も見たくないということで肌色のパンツを履かされて撮影した、というエピソードもおもしろい。
弱弱しくやられるだけのダニエル・クレイグも珍しいものを観れた気分。ちょっと前まで勝手なイメージでこの映画007シリーズの映画だと思っちゃってました…。