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ドラゴン・タトゥーの女のucandoitのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.5
ルーニー・マーラのハードボイルド・サスペンス。
カッコいいんですよリスベット。
暗い過去を背負って精神異常認定。ドラッグも、酒も、タバコも何でもオッケー。
バイセクシュアルで頭脳明晰なスーパー・ハッカー。
露出も気前よくしてくれますが、残念ながら色気ゼロでそそられない(個人の感想ですw)。
そんな彼女がバンバン事件を動かしますが、意外と純情で可愛いというなかなかの設定です。

あまり人生が明かされないし、この先の方向も見えないという意味で「ドライブ」のライアンゴスリングや「女神の見えざる手」のジェシカ・チャステインを彷彿とさせます。

もう一人の主役がダニエル・クレイグ。敏腕の雑誌記者ですが、偽情報をつかまされたり、暗闇でずっこけたり、すぐバレる嘘を言ったり。ただのエッチなおじさんぽかったです。常々彼のボンドは華がないなあと思っていましたが、この映画ではなかなか良い味を出してました。

映画のテーマは女性に対する暴力と反ユダヤ主義。それと一族のなぞ。
リメイク版らしく(スェーデン版見てません)、デヴィッド・フィンチャー感はやや抑えめでした。猫を殺したんだろうか。そうならデヴィッドフィンチャー嫌いになります。

好みの(ちょっと老けましたが)ロビン・ライトにクリストファー・プラマーと共演陣も豪華です。
マーティン役のステラン・スカルスガルドは「グッドウィル・ハンティング」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に出ていたんですね。「グッドウィル」は見直さねば。「ダンサー」は名作ですが二度と見たくない。後味悪映画の代表でした。

何れにせよ圧倒的にルーニーの映画。ブラボー!