ジャーナリストのミカエル( ダニエル・クレイグ )の元に40年前の少女失踪事件解決の依頼が舞い込む。捜査の過程で天才ハッカーであるリスベット( ルーニー・マーラ )に協力を依頼することになる。
原作小説があるということで、2人がタッグを組む前にキャラクターを紐解くためのシーンが多めに描かれており、リスベットのファンになれるように構成された映画だと感じました。強くカッコよく闇を抱えた女性です。
ルーニー・マーラと監督のファンなので見ましたが期待通り楽しめました。監督の魅力である映像のカッコよさがあり、オープニングタイトル、古い屋敷や雪景色、リスベットの細くてパンクな見た目が映える夜の景色がカッコいいです。
またミステリーとしても事件の真相が捜査で徐々に解明されていく様子が面白かったです。40年前の出来事を様々な資料からヒントを見つけられることがすごいのと、映画として精密に古い資料が作られていることに驚きました。
凄惨なシーンなどは怖いですが、気に入った映画のひとつになりました。スウェーデンで大ヒットしたという原作小説も気になります。