第34回東京国際映画祭まで、あと30日！
先日行われた東京国際映画祭のラインナップ記者会見にて、今年の審査委員長を、フランスの女優、イザベル・ユペールさんが務めることが発表されました。
ということで今回は、イザベル・ユペールさんが主演のこちらの『エル ELLE』についてレビューを書かせて頂きます！
【レビュー】
イザベル・ユペール出演作の中でも衝撃作と言われるヴァーホーヴェン監督作品。
ゲーム会社のCEOであるミシェルが家に突然押し入った覆面の男から襲撃を受ける。ミシェルが警察に訴えるかと思いきや、そんなそぶりも見せず、自ら犯人を探し出そうとする…。
犯人探しで見えてくるのは犯人ではなく彼女の本性という恐ろしい作品。襲われたときの記憶がフラッシュバックするほど犯人を探したくなるミシェルの気持ちもわかるけど、犯人探しをはじめ流石にここまではできないな…ということばかり。
とにかくやばい、と言葉を失うような衝撃作だけど屈折していてもこの世には様々な貞操観念や愛の形があるのかとしみじみ感じさせられる作品。
ミシェルを演じたイザベル・ユペールはこの作品でアカデミー主演女優賞にノミネート。64歳とは思えないパワフルで官能的な演技がとても素晴らしかったです。
《鑑賞者:ともか》
今後フィルマークスでは東京国際映画祭に絡んだ投稿を多くしていきますので、どうぞ楽しんでご覧ください。
🎥第34回東京国際映画祭
｜開催期間：10/30（土）〜11/8（月）
｜場所：日比谷・有楽町・銀座地区
｜チケット発売開始日：10/23（土）
また、学生応援団が運営している各種SNSでも映画祭に関する様々な情報を発信していきますので、こちらも是非チェックしてみてください。
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