デロング

エル ELLEのデロングのレビュー・感想・評価

エル ELLE(2016年製作の映画)
3.6
イザベル・ユペールがアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた時から、ちょっと注目していた作品。確かにノミネートされるだけの体当たりな演技は凄かったし、主人公ミシェルの危険で内面的な難しい部分も見事に表現していたと思います。

冒頭いきなりミシェルがレイプされる強烈なシーンから始まり、犯人は誰なのかっていうサスペンス映画です最初は。笑

この映画、ビックリするシーンがあって、オイラの隣の女の子も『ギャーッ!』ですよ。おばけ屋敷で驚かされた時みたいな大声で。そっちの方が心臓止まりそうでしたし、満席に近かったお客さんの視線もこっちに集中する訳ですよ。てかオイラの方に。まるで、オイラがいたずらしたみたいな目で。『いやいやいや、オイラじゃないし、あのレイプ犯が・・・』と言いたかったですけど。

というデロング犯人にされそうになる事件もありまして、映画の方もいや~な感じで進んで行くんですよ。変態ばっかでてくるし。(*_*)

前半は犯人が誰なのかドキドキしながら観てたんですが、どうもミシェルのとる行動も不自然で、良からぬ方向へ向かって行きます。

確かに怖いしサスペンスと言われればサスペンスだし、時々笑いも突っ込んでくるコメディ的な所もあるビックリな作品でした。(^^)

【お気に入り曲】
 ・Lust For Life / Iggy Pop
デロング

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