冒頭シーンの衝撃と
その後、何事もやがったように過ごしていくミッシェル。
予告で見て何が起こるかくらいは、わかって観に行ったのですが…。全部吹き飛ばされて釘付けですよ。
登場人物は、本当にミッシェルと半径15メートルくらいの人しか出てこないのですが、男も女も皆んなぶっ飛んでますね。
さすがフランス。
でもまぁ、自分がぶっ飛んでないかと言われれば、この映画を観ると自分もぶっ飛んでる点は多々あると思うのであまり人のこと言えない、と思わせてしまうところがすごい。
見終わったあとは、ミッシェルの手の中にいる仲間たち、と感じたのですが…
思い返して本当にそうかな、と。
みんなが皆んな嘘言っているんじゃないかと思えてきて、犯人ではなく、
登場人物の関係性自体がサスペンスなのか、と思えて来ます。
これを、80近い監督と60代の大女優でやられちゃったら、誰も勝てないでしょ。
ヴァーホーヴェンすごい！！
