エル ELLEの作品情報・感想・評価

エル ELLE2016年製作の映画)

Elle

上映日:2017年08月25日

製作国:

上映時間:131分

3.4

あらすじ

「エル ELLE」に投稿された感想・評価

『エル ELLE』
いやー、理解不能な主人公、強すぎる!
フランス人っていくつになっても女って感じ。カッコいいけど、こんな人生嫌だ。ショッキング!疲れた。
risako

risakoの感想・評価

3.0
癖(へき)、この一言に尽きる
kazmi

kazmiの感想・評価

3.0
感情の表面がカサカサ乾いてる感。そうでないと生きていけないんだろな
大木茂

大木茂の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

謎ゾ

レイプされて
過去に父親が殺人鬼の娘って事が分かって
クオリティの低いゲームに自分がレイプ願望あるのか気づいて
周りの人達と性行為やりまくって
親友の夫と不倫したりして
息子の嫁は黒人の子供産んじゃって
鹿にぶつかりそうになって事故って
チャイルドシート買って
犯人は実はお隣さんだったけど
息子が殺しちゃった
最後は幼馴染の友達とビアンエンド??
まとめただけでも訳分かんないストーリーだったな…
shoepexe

shoepexeの感想・評価

3.0
既存のフェミニズムをぶっ壊すくらいの破壊力ある

このレビューはネタバレを含みます

中盤までは『性悪甚だしいイカレ熟女の欲情シーンなんて観たくねーんだよ!』なんて思ってたけど、最後きっと何かあるだろうと期待してたが、特に想像の域を大きく越えることはなく終了。
ただ、決して不満というわけではなく、不幸な生い立ちの中でもどっぷりと悪事に身を染めるでもなく、キッチリとケジメをつけて断罪したり、さり気なく誰かを守ったりと性悪というイメージは払拭されて爽やかさな気持ちが少しだけ残った。
結果、主人公の父親も隣人の嫁もキリスト教信者は2人ともイカレていたってゆーことだな。
あと、イギーポップの『ラスト・フォー・ライフ』が聴けるとは!と感動した。
邦題は『欲情』
あ、なるほど!と。
GreenT

GreenTの感想・評価

4.5
レイプ・シーンにリアリティがあるなあと思いました。私も多分ああいう反応を取るな、と。都合良く誰かが発見してくれるわけでもなく、自分で後片付けをしないと。自分の家だし。今日はお休みなのに、このせいで一日を台無しにされたくない。息子が遊びに来るのに。お風呂に入ったりして心を落ち着けて。こんなことに心を惑わされるより、したいことをしたい。

わかる!

友達に言いたくないのも分かる。私もあまり人に色んなこと言わない。犬が死んだときも誰にも言わなかったし、バレちゃうご近所さんには、「死んだけど、しばらくその話はしたくないから声かけないでくれ」と手紙を書いてポストに入れまくったくらいだ。

レイプというのを、「女性として最大の屈辱」ではなくて、日常起こる様々ないや~なことの一つ、と捉えた方が、乗り越えていける。感情的になって却って傷を深めるのではなく、済んだこととしてそれに対処する方法だけ考える。ペッパースプレーや武器を買ったり、鍵を変えたり、性病の検査するとか。

DVDのインタビューで、監督のポール・ヴァーホーヴェンも、主演のイザベル・ユペールも、主人公のミシェルは

「Victim(被害者)」になることを拒否している

と言っていたけど、「そうか~」って思った。その通りだ。

この映画を「misogynist(女性嫌悪)」と批判する人が多いんだけど、なんで?私は、この映画は、現代の女性を取り巻く状況をそのまま投影していると思うので、これを「女性嫌悪」と言うのなら、現在の社会全体が「女性嫌悪」なのでは?「気付けよ!女性たち!」というフェミニスト映画じゃないの?

主人公のミシェルが感情的にならないキャラなので、共感できない人がいるってのはわかる。でも、それがそもそもの問題なのではないか。感情的な女は、男性に振り回される。だから感情を抑える。でも強くて自立した女性は叩かれる。

ミシェルの性癖に賛同しない人が多いかもしれない。彼女は既婚の男性に平気で色目を使うし、親友の旦那とも寝る。これは一般に「人の男を平気で奪う女」と批判されるけど、ミシェルは独身なんだから、誰に色目を使おうが、誰と寝ようが文句を言われる筋合いはない。しかし、男たちはどーなんだ?結婚しているくせにミシェルと寝ているのだ。こいつらが先に責められるべきではないのか?色目を使われたって、「僕は妻を愛しているから」って断ればいいじゃないか。

また、こういう性的に奔放な女は「レイプされて当然だ」みたいな見方をされることも多いが、それは違うだろー!!(豊田真由子風に)ミシェルは性欲と愛を切り離しているだけだ。

あと、ミシェルがお母さんや息子や会社の従業員たちにズケズケモノを言うけど、彼女は筋の通らないことは一切言ってない。お母さんが「お前は意地悪だ」って言うけど、ミシェルは感情でものを判断しないだけだ。ミシェルは「わかってるわ」って言うけど、それは「自分みたいな女は意地悪というとらえ方をされるのはわかっている」ってことだと思う。

なんでミシェルがこんなに感情的に他人から切り離されているかと言うと、信用できる人なんて周りにいないからだ。お父さんは大量殺人犯、旦那と息子はめそめそしたボンクラ、親友の夫は平気で自分と寝る上にセックスを強要してくる男、会社で自分を慕って来る男の子も自分を性的妄想の対象にする。こんな奴らしか周りにいないのかよ!って思うかもしれないけど、これは社会の縮図として描いているのではないか?魅かれる男はみんなだめんずばっかり。どんなに社会的に成功しても、女性は性的な目で見られることを避けられない。このトシになっても!

ポール・ヴァーホーヴェン監督は、「俺はこういう、どう受け取っていいかわからない映画を作るのが好きなんだ!」とインタビューで言ってて、「だから誤解されるんだよお前は!」って画面に向かって言い返してしまったが、確かにこの映画はどう捉えるか、観てる人が自分で心を決めなくちゃいけないと思った。私の解釈は、ネタバレになるのでコメント欄に隠します。
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