韓国の小さな村に暮らす98歳の夫と89歳の妻を映したドキュメンタリー作品
とっても素敵な関係
とっても温かくて羨ましい関係
愛の偉大さを一身に感じた
75年以上の夫婦生活では
時代的側面でも金銭面でも他にも
辛いことが沢山あったやろうけど
それでもずっと一緒に人生を歩む姿、
慎ましくも愛に溢れた生活に幸せを抱いた
葉っぱのかけあいしたり、
花を摘んで花束にして渡したり、
夜のトイレに付き添ったり、
初雪を食べて雪のかけあいしたり、
出来たてのカップルみたいなやりとり
意地悪するおじいちゃんの顔は少年のようで
めっちゃ可愛らしいし素敵な関係
こうであり続けたいって思わされる
お揃いの服で手を繋いで歩く姿が可愛い
どんな場所でも2人が歩くだけで
幸せなオーラに満ちていた
「12人の子供のうち6人が亡くなった」
戦争や病気で亡くして
それがどれだけの悲しみで
忘れられない苦しみだったのだろう
長く生きたらその分楽しいことも
悲しいことも経験すると思うし
喧嘩だってあったと思うけど
それでも2人は一緒に居続けてきたんやね
病気でどんどん体が弱って
出来てたことが出来なくなるのは
悔しいというかイライラしちゃうね
兄弟が喧嘩してる時の2人の顔が...
大きな声を出せないし、
止めに入る体力もないし、
そんな2人の顔が本当に悲しかった
兄弟ずっと仲良くしていたし、
どんな言葉を言われるより
仲良くしていこうって思わされた
「一緒に死ねたらいいね
手をつなぎながら
橋を渡り、丘を越えていく」
病院に運ばれて1人で家に帰るシーン
1人で家で過ごすシーン、川を見るシーン
連れて行ってと言うおばあちゃんの気持ち...
この気持ちは自分じゃ分からないけど
自分の全てが無くなったように感じる
それぐらいおじいちゃんは大きい存在であり、
いつも横にいる当たり前の存在であり、
おばあちゃんの幸せの象徴だったんじゃないかな
冒頭の雪のシーンが終盤に流れて
おばあちゃんの言葉一つ一つに感動した
こんな奇跡と自分も巡り合いたい
「世界で1番あなたのことが好きだよ」
