このレビューはネタバレを含みます
結構評価の高い作品ではあるけども、好きか嫌いかでいうとあまり好きとは言いにくい作品。
第一に、夫婦の別れ際を追ったドキュメンタリーなんてのを撮れば、だいたいは泣けるものが撮れるだろうなんていう思いもあるわけで。そりゃおばあちゃんが泣いてる姿を見て悲しまない人なんていないでしょう。
そして、やはり感じてしまったのは監督の意図的な編集と作り。それがちょっと出すぎなように思えて冷めてしまった。(まぁ実際はどこまでが自然な姿なのか分からないので何とも言えないけど…)
監督は撮影開始時はおじいさんの死を想定してなかったというけど、だとしたらどういう終わり方を考えていたのだろう。死ぬまで撮り続けるつもりだったとかだったら恐い。