オクジャ okjaの作品情報・感想・評価

「オクジャ okja」に投稿された感想・評価

いにょ

いにょの感想・評価

3.8
2017年79本目。

面白かった!母なる証明しか見てないけどめっちゃ衝撃を受けたポン・ジュノ監督。独特の奇怪さと言うか物語を覆う違和感が終始すごい。情報量やメッセージ性も濃密。監督本人の思想を体現しているというよりは、観察的にテーマをとらえて奇怪なものとしてデフォルメしてる感。

しかし、まあ俳優陣が豪華。ウォーキング・デッドのグレンに、ブレイキング・バッドのガス。テンション上がる。
ニシコ

ニシコの感想・評価

3.5
企業によって産み出された“スーパーピッグ”オクジャと農家の少女との友情と、企業や動物愛護団体…スーパーピッグに関わる大人たちの物語。

オクジャを助けたい少女と大人たちの思惑。
観る前は『風の谷のナウシカ』で幼いナウシカと王蟲の幼生が引き離されるシーンを10倍ぐらい豪華にした感じかな、くらいの気持ちだった。
結局(かなり大雑把に言うと)似たような感じではあるのだけど、作品を通じて食肉の是非を問う大きな背景があったのが魅力的だった。思いのほか深い。というか私の想像が浅すぎる。
農家の少女ミジャはもちろん、ミジャの祖父、企業と動物愛護団体それぞれのメンバーにドラマがあり登場人物の人間性もよく作り込まれていた映画でした。
個人的には、企業側でムツゴロウさん的な存在のウィルコックス博士(ジェイク・ジレンホール)が「私は動物を愛している!」と嘆きながらオクジャに向かったシーンが本当に最高。

作品中の疑問はオクジャの…というかスーパーピッグのどの辺が“スーパー”なのかというところ。
具体的には台詞や作中のレジュメで紹介されてはいるが、実際にオクジャを見てスーパーだなぁと感じたのはその大きさと山暮らしをしていたシーンで見せていた点のみ。
サイズ的にはスーパーだし、食料問題は解決できなくはなさそうに思えるが、育成期間10年ってどうなの?豚ってもっとサクサク出荷できるよね?
普通の豚と人間だったらここまでの作品にはならないよなぁとやや冷めた見方が出来てしまうところがあったので、スーパーピッグに関してはあと一声が欲しいところでした。

余談だけれど、企業CEO役は我らがティルダ様だったのですが、TVショウのためにチマチョゴリ風のドレスを着ていたのがSO CUTEだったので本当にポン・ジュノ監督どうもありがとうございました。
あと夕飯はポークチャップだったな、とここまで書いて思い出しました。
アメリカの巨大企業ミランドは世界の食糧難を解決するためには品種改良を行なった26頭の子ブタを世界の農家に預け、最も成長させた農家を競う「スーパーピッグ」コンペを開催する。
韓国の山奥の農村で暮らす少女ミジャは家族同然のように暮らしてきたブタのオクジャと幸せな生活を送っていたが、オクジャはミランド社に引き取られることになる。
オクジャを取り戻すため、彼女はアメリカの巨大企業、動物愛護団体の争いに身を投じていくことになる...

ポン・ジュノ監督の独創的な世界観が炸裂している作品✨他の方も仰られている通り、普段の食について深く考えさせられる映画です❗️人間のエゴイズムと向き合わされましたね😖
本作が何故R-15指定だったのかラスト20分を見て納得です💦

それにしてもオクジャ、何だこの生き物は可愛すぎる✨見た目はほとんどカバだけど🙈ミンジュとの信頼の深さにグッとくるシーンが多かったです^ ^

キャストも豪華でした❗️ジェイク・ギレンホール、ティルダ・スウィントン、個性的な登場人物を熱演していました😆💦ジェイク・ギレンホールはどこか頭を打ったムツゴロウさんみたいな感じでした笑

そして何より、ミジュを演じたアン・ソヒョンちゃん❗️これだけの豪華な先輩方にも引けを取らない演技力に感服です😵✨身体を張ったアクションシーンも文句なしです❗️これからが楽しみな女優さんです🙌

ただ、これだけのキャストにも関わらず、僕はつい最近見た「あと1センチの恋」の影響で、赤髪のリリー・コリンズに夢中でした😍

現代の食に対する社会への問題提起作品!
流石はNetflixオリジナル、良作の宝庫です!
yuka

yukaの感想・評価

3.9
今日でNetflix無料期間終わるから観たかったやつをばと思って鑑賞
Netflixオリジナルもええもんやな

もはや豚じゃねぇ..目が綺麗..
めちゃくちゃかわいい..賢い..すき..

豚セルフィー女草すぎる
ちょこちょこ笑かそうとしてくるな

ポール・ダノ相変わらずかわいいし
スティーヴン・ユァン出てきた瞬間グレン😭ってなったし
ジェイク・ギレンホールのアホさ。笑
ALFええキャラ達やな

現実が切ない
オクジャと呼ばれる豚とミジャという名の少女の話。また見よう。ミジャがオクジャのために体を張るところすきなんだよなあ。
Netflixオリジナル作品で話題だったので鑑賞しました。

企業によって生み出されたスーパーブタ・オクジャを飼っていた少女・ミジャ。二人は深い絆で結ばれていたが企業の大人たちによって引き離されてしまいます。

周りの大人たちはお金のことしか頭にない。ミジャはオクジャを連れ戻すため一人でオクジャ救出に向かうのでした。


この映画はかなり視点が広がります。企業としての戦略としてのブタ、一人の女の子によってのブタ、動物愛護団体にとってのブタ、遺伝子組み換え食品としてのブタ、とにかく誰が悪なのか最後まで分からなかったです。

でもこういうときって大体企業が悪者になっちゃいますよね。個人的には企業側にも納得いく理由があったのでラストの展開は文句なしの流れでした。

善悪について考えられるいい機会になりますのでNetflilxに加入している方はぜひ一度見てみては?
超豚と少女の友情ストーリーかと思いきや実は重いテーマだったりする。ジェイク・ギレンホールは変人役が多いので今回のイカれ博士役もハマっていたが、より変人役…というよりキモチワルイ役ばかりのポール・ダノが普通の人っぽい役柄でむしろそこに驚くという。Netflixのドルビービジョン、ドルビーアトモス作品だったのでクオリティは素晴らしかった。
はけ

はけの感想・評価

2.8
それぞれの思惑から話が転がっていくので、最後まで展開が読めず、話としては楽しめた。

しかし設定の部分でいろいろと変な点が見えてしまって、後半そちらばかりに目がいってしまった。
スーパー子豚(長耳カバ)について、具体的になにが優れているのか語られなかったのが残念。
従来の豚が出荷されるまでが生後180日に対して、スーパーピッグは10年。
(作中明言されていなかったが、オクジャが他の豚と同じラインで処理された点、各農家に送って10年のスパンをとった点から、そう考えて差し支えないと思う)
時間的コストで単純計算で20倍、餌、糞は少ない設定らしいが、単純に飼育期間から餌のコスト、糞の処理のコストは従来の豚と比較にならない高額になるだろう。
これだけコストのかかる生き物のなにをもって、豚より優れた家畜としているのだろうか?

一番気になったのは、主人公一家はオクジャをどうやって養っているのかという問題。
設定では餌が少なくていいらしいので、カバより大きめの体格だが、カバと同等と計算して、1日のエサ代3000円として月間9万円。
韓国の首都ソウルでの平均手取り月収が14万だそうで、日本や都市部より物価が安かったとしても、多分オクジャの食費は、おそらくだが寒村で暮らすミジャ一家の収入を超えている。
更に気になるのはオクジャの糞の処理だが、これもカバ基準で1日40キロ。
これをどう処理しているのか。
あれだけ遠い距離を連れ回して、糞をした場合どう回収するのだろうか?
家畜の糞は産業廃棄物扱いだが、まさか不法投棄してるのだろうか。

その他、オスメス混合で子供が生まれる程ずさんな企業の飼育体制等、多くの点で、家畜に対するあまりにも適当な設定の方が気になってしまった。
食肉産業を批判する前に、畜産についてまともに調べて欲しいと思ったのが正直なところ。
スーパーピッグの成長速度が遅いのはミジャとの絆を強調したいプロットありきに見えて、製作者の製作者としての御都合主義を感じた。
成長に十年かかるペットを家畜の位置に置き換えて、畜産てひどいでしょってそれはあまりに印象操作が過ぎる。

純粋に物語を楽しめ?
「資本主義による利潤を目的とした工場生産式の畜産などについて批判をしています」
と監督が語ってる映画なのに?


とか色々考えさせられたので割と高評価。
あ、あと自分吹き替え派なので、英語だけ吹き替えはすごく困った!
mcchn

mcchnの感想・評価

5.0
ネットフリックスってすげー。
ジェイクの怪演。
主人公の女の子の名演技。
食について考えさせられる。
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