しずく

花芯のしずくのレビュー・感想・評価

花芯(2016年製作の映画)
2.8
「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」

瀬戸内寂聴さんが1957年に発表した小説を映画化。親が決めた相手と結婚した女性が、夫の上司と恋に落ちていく様子を描いた人間ドラマ。主人公の園子は、しっかりしているかと思いきや、脱力感のある姿は色気があり、不思議な魅力がある女性。次第に肉体の悦びに目覚めていく村川絵梨さんの体を張った演技が印象的でした。女性として園子の気持ちは理解できる部分もありましたが、園子の生き方には共感できませんでした。(2018年鑑賞@wowow)
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