KH

ティエリー・トグルドーの憂鬱のKHのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

wowowカンヌ映画祭特集積み録画消化7日目

終始陰鬱な雰囲気が続く。題名の通り、長年エンジニア1本でやってきたティエリーは51歳で急に会社からリストラされる。しかし家のローンはまだ残っており、妻や障害を持った息子を食べさせなくてはいけない。職業訓練で資格を取るがこの年からの就職活動はうまくいかず、、、

こういうあり得そうな恐怖が、一番怖いですねぇ。。この映画のティエリーと同様のことを自分の身に置き換えると資格もなく、スキルもそれほどないサラリーマンが40~50こえた後に職を失うともう絶望しかないような気がします。。まぁ今の時代普通に年金を払っていますがどうなるかなんてわかりません。。だから、自分のスキルで稼ぐ方法をいつも模索していかないとだめだと、会社の犬になって従っているだけじゃ首切られたり会社が倒産した時には一蓮托生になってしまうと。。
自分の生き方に警鐘を鳴らす意味では見て良かったと思いますが、いかんせん映画としてみると展開がなく、陰鬱とした雰囲気がずっと続くので退屈といえば退屈です。
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