yahhotaka

ティエリー・トグルドーの憂鬱のyahhotakaのレビュー・感想・評価

3.5
フランスのとある中年男性の生活を切り取った、ドキュメンタリーの
ような映画。陰鬱なムードの中、最後まで救いはなく終わる雰囲気。
だけど、その後、テイエリー家族には小さな良い事(息子さんの成績が上向き、希望の専門学校へ入学できる。家が希望の価格で売れ、経済的にちょっと余裕が出来る。等)が始まる予感がするラストシーンでした。
なぜなら、いままで鬱々としたことばかりが起こったから。そろそろ良い事が少しずつ始まる気がする。全てはバランスで成り立っていると私は信じているから。
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