実話を基にしたアイルランドの田舎の女の子が英国王立チェルシーフラワーショウにでて優勝する話。
どんな庭が素晴らしい庭なのか、庭のないマンション暮らしのわたしには、にわかに想像もできないトピックだ。もちろん庭というものは心の平穏をもたらしたり美しい絵画を見るようなものなんでしょう。
わたしもおそらく今までで一番ナーバスになった瞬間のことを思い出しました。とある人生を左右するような面接の前、その時心に平穏を取り戻し、いつもの自分に戻り自分のすべきことができたのは、やはり木々が鬱蒼と生えた公園でしばらくの時間を過ごしたからという経験を思い出しました。彼女の考える庭は本当に素晴らしい。自然は偉大です。
映画はキャストも取り上げた題材も素晴らしく、とても感動しましたが、やはり実話に縛られたのか、ところどころドラマチックとはいえない展開もあるのですが、この辺りは議論になりそうですね。
シャーはとことん悪役で描かれた方が盛り上がりますが、事実と異なるんでしょう。そう考えるとリアリティがあると言えます。様々な困難に立ち向かい最後はハッピーエンドという王道を行く映画ですが、自然の大切さやそのために何ができるのか、自然とどうやって付き合っていくのかなどテーマは複層的で示唆に富む内容でした。お勧めします。
エマはとてもかわいいし。
あっ忘れてました、現代問題笑
Dare to be wild! は 邦題フラワーショウにするのは何だかなあ。
現代に忠実なら あるがままに とか？
花を題材にしてるんだから華がないと、だからフラワーショウ？笑
