全体主義の仕組みや成れの果てを動物農場に例えて、小学生にもわかるように1時間強で説明したまさに教科書
原作はジョージ・オーウェルの小説
アニマックスとかで流れてそうな絵のタッチだけど中身はとても色濃い
資本家と労働者の埋まらないギャップ
「だが忘れてはいかん。ジョーンズを追い出した後、彼の悪徳を受け継ぐな」
長老の遺言虚しく最後は結果的に支配者が入れ替わっただけで、人間が支配していた時以上に抑圧的で過酷な世界となる
歴史は繰り返す
「動物は他の動物を殺してはならない」→「動物は他の動物を"理由なく"殺してはならない」 と豚が憲法を付け焼き刃的に書き換えするシーンがとても印象的
「スノーボールは"電力"のことを考えていた、ナポレオンは"権力"を」
「肉体労働者は少量で、頭脳労働の豚たちはたっぷり食べた」
「境遇に満足している者は革命の話など関心がない、幸せに暮らしている者は変化を考えただけで怯える、だが酷使されている者は興味をもって話を聞いた」
全然関係ないけど、人間は変化を怖がるから大企業に勤めてる人ほど独立しないよな