マッシュroom

ボディ・バッグスのマッシュroomのネタバレレビュー・内容・結末

ボディ・バッグス(1993年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

防腐剤を飲みながら
意気揚々とナレーションを務めるジョン・カーペンターが綴る
3話から成るオムニバスホラー



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        ネタバレになるので
↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓



(1)「ザ・ガス・ステーション」
心理学を学ぶ女子大生
深夜のガソリンスタンドでのバイト初日に彼女を襲う出来事。
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静けさを放つ深夜のガソリンスタンドで
たった一人過ごす彼女
声をかけてくる男が不審者にみえたり
室内に鍵を忘れてしまったりなど
女性特有の心細さがすごく伝わってきた。


(2)「ヘアー」
美しい彼女がいながらも日に日に薄くなってゆく髪の毛
コンプレックスを抱く主人公の物語
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鏡を見ては嘆き
街を歩けば目にとまるのも人の髪の毛
少しでも見栄えが良くなるようにブラシで髪の毛を弄り回し
やればやるほどオカシクなる主人公。
ある意味、滑稽なのに
その姿がとってもチャーミングでセクシー!
映画観て久々笑った気がする。


(3)「アイ」
ホームランを放ち脚光を浴びるプロ野球選手
試合を終え、愛する妻の待つ自宅へ向かう途中
交通事故に遭ってしまう。
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妻の髪の毛をテーブルの脚に縛り付け
枝切バサミを片手に発狂する狂気的ぶり。
俳優さんの迫真の演技が最高!
血に染まった聖書に浮かぶ文字にもセンスを感じました。
(お医者様がロジャー・コーマン氏)