静かです。
映像がとても綺麗。
でも、中身はかなりヘビー。
ケイシー・アフレックの表情一つ一つがそれを物語っています。
引き込まれます。なぜこんなに彼がうかない表情をずっとしているのか?
そのワケを知るとそれはそうだなと感じるのですが、辛いです。
罪への苦しみ、言い逃れないできないくらいのしかかる後悔。
でも、それでもひとは前を進んでいかなくちゃいけなくて、、、、
重い内容ではあるのですが、抜けるところがあって、そこがうまいですよね。それは、後見人にとしてみていく、兄の息子であるパトリックの存在があるからなのですが。
決して、わかりやすい感動がある映画ではありません。
でも、心に染み入る魅力がある映画。
人はいろんな葛藤や後悔を持って生きていて、
何かしていかなくてならなくて、
本当に辛い。
そうして生きていかざるをえなくなってしまった人をみるのもまた。
ポスターにもある、リーの元妻を演じたミシェル・ウィリアムズと街でばったりあって、話すシーン。辛くて泣きますね。
繊細でどこかそれでも優しさがある映画。