tori

マンチェスター・バイ・ザ・シーのtoriのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

両親や兄弟と一緒の子供時代
物心つくとおじさん、おばさん、いとこが加わり家族が膨らむ
独り立ちして子供ができ義理の兄弟、甥や姪が家族に加わる

反面両親、おじさん、おばさんはまた一人また一人去っていく
我々は好むと好まざるとにかかわらずこんな動的平衡の中に生きている

心を閉ざし平衡から飛び出してしまった男
この男の物語はボストンに近い小さな美しい港町の雪景色を中心に描かれる

終盤で男は甥に「(悲しみを)乗り越えられない」と打ち明け初めて心を開く

雪が消え緑が息を吹き返えそうとする季節

男と甥は昔の様にふざけながら歩いている
男は戸惑いつつ客用のベッドが置ける家に引越すと告げる
不器用な男の精一杯の心情吐露で物語は終わる