あずきち

マンチェスター・バイ・ザ・シーのあずきちのレビュー・感想・評価

4.3
物語ではなくリーとパトリックの人生の一部でした。

こんな映画観たことない、といった感じでした。最後まで現実味しかなかった映画を私は観たことなかったです。
こんなシーン他の映画ならカット部分やで、と言いたくなるのシーンがたくさんありました。でもそのシーンは日常にあるちょっとした行動なんですよねぇ。それがこの映画の良さなんですよねぇ('ω')凄い。


心の傷を乗り越えられないリーの気持ちもパトリックの気持ちも両方分かるし、でも劇中ではお互いの気持ちをハッキリと言葉にしているわけではなくて、2人の間に入ってお互いの気持ちを伝えてあげたかったです....😭
金銭面の事も考えてのリーの行動や、父親が死んでしまった不安や寂しさからマンチェスターで叔父さんと一緒に暮らしたいパトリックの気持ちなんかが、もう、ほんと考え出すと、むり....(;▽;)「そうやって僕を追い出すの?」ってなー。こんなん絶対叔父さんと住むほうが良いって意味じゃん!!

叔父さんと甥っ子って立場だとあんな感じなのかもしれない....心に傷があると尚更あぁなのかもしれない...。女の私には分からない部分ですな...。


言いたい事を上手く文章にできないが、
リーの止まってしまって人生の時間が進みますように。
あずきち

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