マンチェスター・バイ・ザ・シーの寿司のレビュー・感想・評価

主人公の言動の節々に見えた「闇」が、切断的な回想シーンとしてどんどん明るみになっていく構成がすごく良かった。ケイシー・アフレックの演技も相まって物語全体にアップダウンを付けさせている。この構成から観客も彼の「闇」に気付き、どうしようもない虚無感が襲ってくる。『ハドソン川の奇跡』に次ぐ近年のベストオブ回想シーンでした。