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マンチェスター・バイ・ザ・シーのKのレビュー・感想・評価

3.0
故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーを離れ、ボストンでアパートの便利屋をやっているリー。

故郷を捨てて孤独に暮らすリーのもとに、兄ジョージの訃報が届く。そして、ジョージの遺書により、甥のパトリックの後見人に指名されていたことを知る。

面倒を見るには帰郷しなければならない。しかし、リーに故郷を離れた辛い過去があった。

回想シーン、静かな人間ドラマと侘しい冬景色で、切なく物悲しいストーリーが描き出される。

優秀で人望もあった兄のジョージに対し、過去から逃げているリーの再生の物語。

セリフで多くを語らない、うまく回想シーンを挟み、よく作られた構成。
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