「スーパーサイズミー」観た時以上にマクドナルドで食う気失せた。
えげつない実話。
なんて皮肉なタイトル。
結構7割くらいまでは歳食っても自分を諦めずビジネスに情熱を燃やして全力を捧げるレイにポジティブな印象だったが、実の創業者兄弟に対する仕打ちが酷すぎて、最後はもはや悪魔にみえる。奥さんの件もな！
仲良く慎ましく誠実に経営していた人の良い兄弟経営店に起きたこの出来事、もはやホラーだわ！強烈なシンパの顔した赤の他人が寄生虫みたいに入り込んで、侵食し、ついには乗っ取ってくる恐ろしさ。。こんなおっかないことが、ビジネスの世界ではリアルに、いまや有名企業で起こってたとはね。
ラストのインタビューの生声、オフレコの隠し撮りの暴露かなんか？確かに情熱と執念と行動力は凄まじい。でも、レイの人間性疑うわ。
逆に真の創業者兄弟の人間性の高さと(主に弟の？)頭の良さに敬服した。テニスコートで動線の最適化をシュミレーション模索するの、凄い!
ほんでまたマイケルキートン、言ったらただのビジネスマンの役なのに、怖い！なんなのこの怪演！この人やっぱすごい役者やわー。
映画自体も、テンポよく編集も上手くて、かつ各人物像をきっちり描く脚本で、とてもよくできていた。
