このレビューはネタバレを含みます
この話しがどこまで事実ベースかは分からないけど、事実だとするなら、
レイクロックの手腕は認めるけど、創業者から店を乗っ取る、長年連れ添って来た奥さんを蔑ろにして捨てるなど、非人道的過ぎて人間性が嫌い。
「執念や覚悟に勝るものはない」というのは事実で、それがあれば成功できる可能性はかなり高くなると思うけど、
口コミの中にも「このぐらいのことをやらないと成功できないのも事実だよな」とか書いている人がちらほらいるけど、それは完全に間違いだと断言できる。
成功する=人を陥れたり、騙したり、裏切ったり、人を不幸にしないと手に入れられないものではない。
執念や覚悟もあり、成功もしているのに、人格者で、家族も、妻も、友人も親族も大切にできる人間はたくさんいる。
この映画で描かれていることが事実なのだとしたら、レイ・クロックがただ執念と覚悟があるだけの非人格者だったというだけ。