【英雄か。怪物か。】
マクドナルドをフランチャイズ展開した、ファウンダー(創業者)のお話。
何年か前にレンタルで観て面白かったので久しぶりに鑑賞。
マクドナルドがフランチャイズ展開される実話ものだけど、こんな話し自体全然知らなかったし、もっと早く映画化されそうなのに。
主演のマイケル・キートンがハマり役で、ビジネスを成功させるために必要なもの不要なものを選んでいく様子を、ダニー・ボイルの『スティーブン・ジョブス』の様な、テンポの良い脚本と映像で進めていくから、見事にエンターテイメント映画に昇華されていた。
テニスコートに白線で厨房を描いて、フライヤーとかの位置を決めていくシーンは観ているだけで楽しかったし、今のロゴはいつ出てくるんだろうと、ドキドキしながら観てしまった。
そして、マクドナルドという名前を狙ったというのが面白い。
1954年が舞台という事は、マクドナルドってまだ誕生から100年も経っていないのかと少し不思議な感じがしたし、今ちょうどドリンクのパッケージが、この映画の舞台の創業当時のデザインになっていて、絶妙なタイミングで観直したんだなぁと。
この映画の日本のキャッチコピーは秀逸。
いやー知らない話しだったし、見応えもあって面白い映画だった。
劇場で観れば良かった。