マクドナルドを"拡大"させた男、レイクロックに焦点を当てた話。
はじめはアメリカンレトロな時代背景に情緒を感じてました。
しかし、本作はそんな暢気な奇聞で観ていられる映画ではありません!
クオリティを重視する職人たる元祖と
生産性と利益を重視した"創業者"の熱いバトルが描かれてます。
レイクロックのサイコパスに、人の思いなど二の次で、利益を追随する様子は、一周まわって小気味良い。
金持ちになる人間とは、お人好しではなく、このようなくそ野郎であることを痛感させられますね。
義理や人情になんてこだわってらんねぇなと自分の中にある商売魂に火を付けられましたよ。
マクドナルドの"名前"を取られて
無理やり紳士協定にさせられた年利1%も払われないマック兄弟の姿があまりに悲しかったけれど、そんなことに一々共感してられませんわ。
俺も、他人など二の次で、プロデューサー…ゆくゆくは社長になって幅を効かせてやるぞ!!
他人など省みない精神と紳士協定などクソ!ということが学べました。