なんとも複雑な気持ちになる作品。別にマックに行くことなんて年に数えるくらいしかないけど、今後はフラットな気持ちで行けなくなってしまいそう。
それもこれも、どちらが正しいとか間違ってるとか一概に言えなくて、それぞれビジネスに対する考え方や人間性の問題。仕組みを考えた二人に肩入れしたい気持ちはあるけど、「創業者」のやり方があったからこそ、その後のファーストフードというビジネスがこれだけ世界中に広まって、その恩恵を我々も受けているわけだし。
これといった派手さもない作品にも関わらずあっという間の2時間でだったのは、マイケル・キートンの演技力とハマり具合によるところが大きかったのか、監督の手腕か。二人が効率化の仕組みを試行錯誤してるシーンの見せ方とかすごくよかった。
それにしても、紳士協定は守ってあげてもよかったんじゃないか…