ペジオ

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのペジオのレビュー・感想・評価

3.6
みっかっちゃった🎵(マクドナルド兄弟目線)

「バードマン」で復活したマイケル・キートンですが、それ以降の役柄って「大人」を象徴するような役柄ばかりな気がする
それは時に大人の格好良さであり、時に大人の弱さであり、時にガキの青臭え理想論なんざ蹴散らす様な「大人の怖さ」である
(常に瞳孔開いてる様なガンぎまりの笑顔が印象的)
仕事が出来ない奴、稼げない奴は人間性すら否定される様な価値観の権化とでもいうのか…どれだけ「嫌な奴」でも成功しているから何も文句言えないみたいな圧迫感

序盤でマクドナルド兄弟がレイ・クロックに語る創業秘話は「アメリカンドリーム」を謳う様な「今までの伝記映画」で良く語られてきた内容で充分に魅力的
そんな映画で「悪い奴」として描かれてきた信念無き拝金主義の男を主人公に配置した事で「アメリカンドリーム」のB面を見ている気分にさせてくれる
なるほど彼は確かに何も生み出さず只「見つけた」だけなのかもしれないし、「嫌な奴」で「悪い奴」なのかもしれないが、他の誰にも出来なかった事をした「スゴイ奴」である事に異論は無い

地味ながら映画を分かりやすく面白く語る為の演出が好印象
(繰り返される電話のシーンでの力関係の描写や、観客に語るようなプレゼンのシーンなど。)