マクドナルドっていう企業の成り立ちを分かり易く描いてる映画だけど、よくマクドナルドから訴えられなかったなと思う映画です。逆に考えれば、マクドナルドは外食産業ではないっていうことをこの映画が訴えられなかったことで、マクドナルドも認めているっていうことなんだと思った。
だって、映画を見てもらえば判るけど、普通に考えたらマクドナルドにはマイナスイメージになる話なんだけどな。
マクドナルドはもう15年以上食べていないアンチファストフードの私としても、如何にマクドナルドが最悪かということを見た人が理解してくれたら嬉しいと思うべきなんだろうけど、配役が余りにはまり役過ぎて、最初から展開が分かり過ぎるのは映画としてどうかと思うところ。マイケル・キートンは好きな俳優だし、どん底から抜け出してこのところ仕事が増えたようで良かったね！と喜んであげたいけど、もしも主役が彼ではなかったらもっとドラマとして面白い映画になっただろうと思う。
