食うか食われるか！
知りたいだろう...普通の人が引退を考える年齢、52歳のさえない営業マンが どうやって50州に1600店舗のチェーン店を作り、海外100か国で7億ドル近く売り上げる世界一のファウンダー(創業者)に昇り詰めたのか。
マクドナルドを作った兄弟と支配した男の戦いを描く、野心と胃袋を刺激する実話。
全世界で愛されているハンバーガーだけに、食うか食われるかの想像を絶する えげつない戦いが繰り広げられていた。
どちらが勝ったかは、一目瞭然。
マクドナルドの成功と予告版を見れば8割ネタバレ。
でも、面白いのは残りの2割！
「早い、美味い、安い」のコンセプトでシステムを作り上げ、ファストフードという概念を確立したマクドナルドの真の創業者マクドナルド兄弟に、「野心こそ人生の醍醐味」とフランチャイズ化を進めるレイ･クロックを演じるのは、ここでは羽根を生やさないマイケル･キートン。
レイ･クロックは神か悪魔か。
繰り広げられる品質と儲けの戦い！
彼がマクドナルドに目を付けた真の理由！
誰も知らないマクドナルドの秘密！
幸運は大胆さを好む。
野心と才能の戦い...勝ったのは野心！
確かにレイがいなければ今のマクドナルドは無かった。
レイの根気と執念は称賛に値する。
この映画を観た後すぐマックに行きたい？...それとも、しばらく行きたくない？
私めは確実に後者！
人生の皮肉とビジネスの教訓が高度にブレンドされた この映画...私めに欠けている何かをチョットだけ学んだような気がする。
