デロング

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのデロングのレビュー・感想・評価

3.7
マクドナルドの創業者?レイ・クロックの伝記映画。マクドナルドの始まりから世界中で愛される大企業へと成長するまでにはどんな歴史があったのかを描いた物語。何気なく食べてるマクドナルドだけど、この映画を観て、ちょっと複雑な気持ちになる人もいるかもですね。

シェイクミキサーの営業を頑張っていたレイのもとに、マクドナルド兄弟が経営するハンバーガー店から8台の受注を受けた事から兄弟に会う事になり、そこで目にしたスピードを重視したシステムや低コスト・高品質のコンセプトの素晴らしさに兄弟を説得しフランチャイズ化していく事に。

レイ・クロックを演じたマイケル・キートンがハマり役でしたね!仕事に執念を燃やす一面と何か企んでいる時に見せる表情とかバッチリでした。

えげつない話なんですが、食うか食われるかの世界で生きてきたレイの成功させたい気持ちも分からなくもなかったかな。何十年と営業してきてる訳だし、チャンスと見たら当然いくでしょ!と言ったら酷いかな。

ジャケットにも書かれてるけど、英雄なのか怪物なのか、まさにその通りで、どちらとも言える感じでした。サクセスストーリーとして見ていいのか分からないけど、やっぱり成功するには犠牲も必要なのかと思わざるおえないダークな部分もきっちり描かれていました。

なかなか面白い映画でしたよ。

マクドナルドは年に2,3回しか利用する機会がないんですけど、オイラが一番好きなのはエビフィレオです。朝マックのソーセージエッグマフィンも美味しい。てか、どうでもいい情報でしたね。(^^)

【お気に入り曲】
・Spirit In The Sky / Norman Greenbaum
デロング

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