キッチー

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのキッチーのレビュー・感想・評価

3.9
マクドナルドがいかにして大きくなったのか。素晴らしいシステムを作った兄弟のハンバーガー屋さん「マクドナルド」をフランチャイズというシステムで大きく展開したい。アメリカの象徴にしたい、という夢を実現した創業者レイ・クロックの物話。

週に2日は朝マックのコンビを食べてから会社に行くのが習慣の私にとっても、関心がある映画でした(笑)

商売は職人堅気のやり方だけでは、なかなか難しい。兄弟はハンバーガー作りの天才だったけど、よき仲間を得て経営の才能を開花させた主人公もフランチャイズの天才なんですよね。悲しいけれど、現実は厳しいです。誠実な人たちが負けるのは見ていてつらかった。
でも、この主人公が居なければ、自分たちもマックを食べてない訳だから、やはり、偉人なんですよね~(笑)
兄弟の仕事の進め方は楽しかったし、疑うことを知らない人柄も魅力的でしたが、兄弟に任せていたら、数十年で無くなってしまったかもしれないマクドナルドが、これからも長く残っていくんだから...
既にアメリカの文化でもありますしね。

複雑な想いはありますが、なにはともあれ、面白い映画でした。見方によっては黒歴史です。
しかし、52歳から一念発起、バイタリティあるおっちゃんでした。マイケル・キートン、良かったです。

実話に基づく物語.。もっと色々なアメリカンドリームも観てみたいと思いました。
キッチー

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