Yukiko

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのYukikoのレビュー・感想・評価

3.9
2019年1月14日
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』2016年製作
監督、ジョン・リー・ハンコック。
『しあわせの隠れ場所』『ウォルト・ディズニーの約束』の
監督作品がある。 

ミルクセーキを作る機械「マルチミキサー」を売る仕事を
して旅をしていたクロック(マイケル・キートン)。
1954年、カリフォルニア州サンバーナーディーノで
マクドナルドの店を営業しているマクドナルド兄弟と出会う。
店内を案内されたクロックは、効率化された調理システムに
興味を持ち、兄弟と交渉してフランチャイズ権を獲得する。
1955年4月にイリノイ州デスプレーンズに最初の
フランチャイズ店を出店した。


真面目に堅実に美味しいハンバーガーを作っている
マクドナルド兄弟が好ましい。
美味しい食べ物よりも儲けを重視した粉のミルクセーキを
実践しようとしたクロックに反発する。

食べ物屋さんなら、美味しいと衛生を何よりも重要視して
欲しい。
私なら粉入りのミルクセーキをお店に出す…料理に対して
客に対してそういう考え方なんだと知ったら、二度と
その店に行かないだろうな。
マクドナルドの味がお口に合わないのは、こういう方針
だからと今更ながら納得。
なぁ~んて言って、本音はピクルスが好きじゃないだけです。

よく行っていたファーストフード店はモスバーガー。
チキン照り焼きバーガーがとても好みでした。
過去形の文章なのは、今はおウチご飯が好きやねん♪

マイケル・キートンと言えば!『バットマン』ですね。
そのイメージが強いけれど、それでもこの作品では
クロックになりきって、ワルイ主役を演じていました。

なんかもう、成功するには、時としてワルにならなければ
いけないのでしょうか?
「溺れている人がいたら、その口にホースを突っ込む」
この言葉が忘れられません。

しかし、マクドナルド兄弟は、マクドナルドの商標権
さえ売らないでいたら・・・と残念に思えてなりません。

後味悪い映画だこと!
Yukiko

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