ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのネタバレレビュー・内容・結末

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

才能があっても成功できる人、できない人がいるって写実的にわかる映画。マクドナルド兄弟がレイ・クロックに食われる感じが生々しい。
ここまで胸糞悪くなり主人公に共感できないのに、映画としては良かった!という映画は初めて。

前半はこれ、普通の成功譚だよなー。どうせこうしてマックはデカくなりました。みたいな話だよなー。と思ってた。
アイディアマンな兄弟と凄腕営業マンとのサクセスストーリー的な。
なので、その後のストーリーを考えて退屈さを感じるほど。
ただ、その時点でなにか違和感はあったが。

流れは後半から一気に変わる。
凄腕営業マンだと思ってた男は野望に満ちた狼で、奥さんや創業者達を食い散らかしてゆく。
正直奥さんや創業者達を見てるのは辛かった。
そして皆さんご存知通り、主人公にはよくあるフィクション的鉄槌は下らず、大成功。

ビジネスは勝った者勝ちだけど、こんな外道になるなら、勝たなくていいわ。と個人的には考える。

この胸糞悪さも含めて良い映画だった。
前半から完全にひっくり返されたなー。
MeToo運動の大いなる余波を受けたのはこの日本語版なのでは??
正月特番放送分を録画視聴。マクドナルドにどうしてこだわったのか、「アメリカを象徴する名前だから」というたった一点が本当に真実だった。創業者が全然報われてないの、ビジネスのブルーオーシャン戦略の中でも特異そう。
山寺さんと三上さんでの吹替えが最高でした。
まぁまぁ楽しみにしてた映画だったんですが、割といろいろな面で胸糞だった。
醍醐味のマクドナルド兄弟。
マクドナルド自体のシステムを考えたのは本人たちであるのに、レイがどんどん手中に入れられ権利を一切レイに委ねた時は見てられなかった。
協力者であり一番支えであった嫁とも離婚で協力者の妻を略奪して、なんともスッキリ終わらない終わり方で、なぜあんなエンディングに明るい曲が流せるのか不思議だったしそれはレイがマクドナルドの拡大事業を起こしたのはそんな終わり方をしといて「誇れることなのか」と思ってしまった。


けど裏を返せばそこまで感情移入が出来るマイケル・キートンの演技力は凄いと思った
マクドナルド誕生秘話かと思えばマクドナルド誕生秘話でした。契約云々で揉めたけど、最後はアメリカンドリームを掴むための強欲さを持った奴が勝つんだよというお話。うーん、夢を見させたいのか現実を突きつけたいのか中途半端な映画だった。個人的にはマクドナルドというブランドが好きなので楽しめましたけどね。CEOとなった人が銀行で現れてから繰り広げる打開策に感じるマーケティング力と、マクドナルドは不動産屋さんやでって表現にグッときた。ビジネスのあり方を確立した瞬間だね。
まれに見るムカムカする映画!
でも、後味の悪さも含めて面白い。

マクドナルド創始者の話かと思ったら、
権利を買い取ってフランチャイズで全国展開する、50代 営業マンのサクセスストーリー。

創始者兄弟の構築したシステム(均質でおいしいバーガー、ジュース、ポテトをミニマルなサービスで早く安く提供する)に目をつけて全国展開の契約を結ぶ

真面目な夫婦を中心に勧誘、フランチャイズ店を増やす

でも 創始者が高品質にこだわることや、売上に対する取り分が少ないという理由で、主人公は破産寸前

不動産を買ってフランチャイズ店から賃料をもらう形態に。粉末シェイクも扱いカネ入る。
創始者兄弟に手切れ金を渡して契約を解除し、権利を手に入れる。

自分がマクドナルド創始者を名乗って大成功!

なので、真面目で「高品質なものしか提供したくない。地道で行きたい。」という善人な兄弟は大事な全てを踏みにじられ乗っ取りに合うので、気持ちのよいサクセスストーリーではありません、
ついでに、嫁も捨てます。

が、面白い!
世の中の成功している人の大抵はこんなんだろうなと思う。
マクドナルドの創業者(?)の伝記映画。
想像以上にスピード感があって最後までダレることなく観れる。もっと話題になっててもおかしくない映画なのに。

映画を観てて思い出したのはマークザッカーバーグやN.W.A.のマネージャーであるジェリーヘラー、デスロウレコーズのシュグナイトやデフジャムレコーズのラッセルシモンズなど。人のアイデアを搾取して成功する人間ってのは多いのか。

奇しくも一本前に見たダンサーインザダークもこの映画も「正直者がバカをみる」というテーマに遠からずな映画だった。
レイは極悪人に見えるけど、自分にも少なからず(というか誰にでも?)彼の様な要素がある気がするのでなんともいえない。
でも何が良い事で何が悪い事なのかわからなくなる世の中だなぁ。
チャンスをつかむのを恐れる人が実に多い
野心こそ人生の醍醐味なのに

世の中には執念に勝るものはない。才能はあっても成功できない者はゴロゴロしている。
天才も報われないのが世の常だ
学歴も賢さを伴うとは限らない
執念と覚悟があれば無敵だ
昔の、兄弟がやっていた頃のハンバーガーを食べてみたい。スピーディーだけど、いわゆる商業主義じゃなかったころの。

ラストのほうでクロックが

才能があっても(以下略)
というような言葉を。

それに、共感もするところもあるのだけど、謎の悲しい気持ちになり、ちょっと泣いた。😭

才能があっても成功するとは限らないのなら、
平凡な人間はどうすりゃいい…
と考えてた…

あ、だから、クロックはああしたのか…
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