ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツの作品情報・感想・評価 - 148ページ目

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ2016年製作の映画)

The Founder

上映日:2017年07月29日

製作国:

上映時間:115分

3.7

あらすじ

1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店があった。合理的な流れ作の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジ…

1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店があった。合理的な流れ作の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいくーー。

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」に投稿された感想・評価

takato

takatoの感想・評価

4.1
 久々に良質な小品といえる作品に出会ってしまった。映像、俳優、ストーリー、この三つが優れている、これこそまず良い映画の条件だろう。本作はこの条件をしっかり抑えているし、単純に善悪で割りけれない奥行のある作品となっている。

 基本的なあらすじ通りだけど、実に語りが上手い!。畳み掛けるようなテンポの良さで楽しみ語るかと思えば、情緒的なシーンでは饒舌にならず俳優の演技で静かに語らせる上手さまである。マクドナルド兄弟の創業話は正にプロジェクトⅩ的、主役のクロックの方はえげつないアメリカンドリームの成功話としてのどちらも興味深くて実に面白い。

 さらに、なにより本作の核になっているのは主役のマイケルキートンの力だろう。やはりこの人はそうとうな役者である。「ナイトクローラー」のギレンホールのように完全にいっちゃってる悪役的な主人公ではなく、微妙に揺れながらも帝王の道を進む人間として描くのに成功している。冒頭の辺りの少ない描写だけで、悲しいほどに彼が成功に飢え、あこがれ続けてる男である男であることがハッキリとわかる。そして、不動産業としてのマクドナルドというアドバイスを与えるメフィストフェレス的な男と出会ってからはもう止まらない、というより止まれなくなってしまった男として描かれている。

 そして、ラスト。最初のシーンと輪を描くように見えながら、彼は、自身の成功譚をスピーチの練習を言い淀んで困惑したような表情で鏡の前から去っていく。全てを手に入れたはずだけど、これでいいのか?。わかりやすく単純に描かない、正に人間を描けている作品。
mimiyi

mimiyiの感想・評価

4.2
いーやー、もうビックリした。
予告編も何度も観てたし、実話っていうのも聞いてたけど。そもそも事実を知らなかった私。だから事の顛末にビックリした!
信念と根気なの? コレが。
アメリカンドリームなの? コレが。
途中ハンバーガー食べて帰ろうかな?と思いながら観てたけど、終わったら寄り道しないで帰りましたわよっw

そして早速、関連キーワードをめっちゃググってみた。色々出てくる人名やらエピソード。興味深いモノばかり。
自分の無知にも程があるって思い知らされました(^_^;)
功績はそりゃあるでしょ。
ただやっぱりレイクロックは嫌いだわ。

マクドナルドって実名出してこういう映画作れちゃうって凄いよな。(ただしマクドナルド非公認。)
悪口並べたけど、あくまでそれは史実への感想。
作品はホントに観て良かった!!最初から最後まで面白かったです!
現実としての善し悪しはまた別の話。
濁った後味を是非感じて下さいww
82点。マクドナルド創業者のサクセスストーリー、、、という話の裏に潜むものが非常に面白かった!!創業者(と公式に名乗ってる)レイ・クロックは、田舎のマクドナルド兄弟のお店を乗っ取って巨大産業を作り上げた。いくぶんねじれた思想の主人公の突っ走りが心地よくもあり、酷くもあり、どちらに感情移入すべきか絶妙に作られている。

何よりも、資本主義万歳!均一主義万歳!ファーストフードは家族のため!という50年代60年代ムードの陽気な語り口の中に、観客は必ずそのカウンターを見る。その後、経済はどうなったか、政治は、人々の健康は、心は、アメリカは、世界はどうなっていったのか、深く感じざるを得ない。映画内でストレートには言ってないところがスマート。わざと悪い面を描いていない、その【わざと感】も出ている。

しかも、主人公レイ・クロップがメンターにしていた啓蒙思想は、ドナルド・トランプと全く同じらしい。そう思いながら観ると、映画と、映画では描ききっていない現実社会が非常に立体的にリンクしていって、まさにいま観るべき映画になっている。主演のマイケル・キートンも、見事にその複雑さを演じていた。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.6
「イブの総て」を連想した。
全てを手に入れた人間は実は空っぽ。

ラスト 昔聴いていた自己啓発の文句をそのまま使ってスピーチの練習をしているシーンで、鏡に写る自分自身に戸惑う? のが印象的でもあり、難解でもあった。

自分自身の名前ではなくマクドナルドという名前を背負って生きていくことで成功したのは、人間が商品になってしまったってこと? 人間の疎外?

カーズ 3 のマックが政治的に正しいアメリカなら、こちらのマックは倫理的に正しくないが、経済的に正しいアメリカ。
ルート66でつながるアメリカの隠と陽。
すぺ

すぺの感想・評価

3.5
実は私、バーガーフリークなのです。

この映画はハンバーガーチェーンの祖、マクドナルドの創業の物語。会社のマーケティングの研修で「マクドナルドはハンバーガーを売るビジネスではない」と言ってましたが、その答えがこの映画で分かりました。

ビジネスの見本として「なるほどな!」って思うことがあった一方、「それはルール違反じゃない?!」と思う部分もあってモヤモヤしたなぁ。

テニスコートのシーンがお気に入り。

(ハンバーガーのインスタやってるから見にきてね!)
YukiSakai

YukiSakaiの感想・評価

3.2
「ファウンダーが複数人いると必ず揉める」

これは見ている方向性が違うとどうしようもない。
誰も悪くないし。

個人的に思ったことは、レイクロック自身の発案ではないものを、あれだけのストーリーテリング能力を持って爆進していった様は非常に参考になった。

その根源的な爆進力はどこから湧き上がってくるのかのストーリーが添えられていればもっと届いた。
凄く面白かったけど後半はずっと「こいつ今すぐ刺されりゃいいのに」「今だ!誰か刺せ!」と思いながら観ました(笑)
アメリカンドリームの光と影、両方描いていたので楽しめた。やっぱり金持ちになりたきゃ土地なのね!マックのマークの秘密など、知らない事も多くて興味深い。妻役のローラ・ダーンがいつブチ切れて、赤い部屋が現れるのかヒヤヒヤしたがそんなことはなかった。
smith

smithの感想・評価

3.3
マクドナルド成功の裏側!!
創業者は誰になるのか…

単なるサクセスストーリーではなかったです!
ぜひ観るべき!!

観た後スッキリする映画ではないです!
心にモヤモヤが残りました。
でも現実はこうなのかな…
アメリカン・ドリーム
マ

マの感想・評価

3.5
面白いんだけど「ノンフィクション」以上でも以下でもないって感じかなあ。話の展開が分かってる以上映画でのキャラクターの魅力が重要だと思うのだが、ちょっとマイケルキートン以外存在感薄すぎやしないか。猛烈に幸薄顔の奥さんがかわいそうで印象に残った...。ただマイケルキートンはほんとにうざかったし、エンドロールでなんとなくスッキリ出来たりして良かった。あとめっちゃ「白い」映画なのが気になったけどこの時代のアメリカだからこんな感じなのかな。頭の中で『シェフ』と比べたりして、時代は今も変わっているんだな...となんとなく思った。