このレビューはネタバレを含みます
最近、こういった史実の映画は脚色の範囲を想像するのが楽しくなりました。
面白いは面白かったです。
列車にユダヤ人を乗せるシーンで小さい子供がバンザイするんですが、あれを見たらとても悲しい気持ちになりました。
こういうシーンを見るたびに、シンドラーのリストを見なければならないという気持ちになります。
で、じゃあこの映画がアントニーナの映画だった理由は何なのでしょうか?
この映画で撮られていたのは夫人の英雄譚だけではなく夫の活躍でもあるとおもわれ、であればクソ長い邦画にも原題にもついている、夫人を主人公にした意味はなんなんですかね?
夫人が最後にユダヤ人を逃したから、そこまで撮りたかったからなのかな?
どうも腑に落ちない。